学習や趣味をサポートするのに便利なiPad。
今やこれ1台あればパソコンも必要ないと言えるほど高性能になっています。
「高校生になったから1台くらいは持っていたい」
親御さんであれば「持たせておいたほうがいいのかな?」
と考えてしまうでしょう。
しかし、用途によってどのモデルを選ぶべきか迷ってしまうことも多いでしょう。
本記事では、高校生向けのiPadを選ぶ際のポイントと、おすすめのモデルについて詳しく解説します。
初めてiPadを購入する方や、どのモデルが自分に合っているか知りたい方にとって参考になる情報を提供します。
高校生にiPadは必要か?
今やiPadは、多くの高校生にとって必要不可欠なツールになっています。
学校でも導入する事例も増えてきています。
ノートや教科書をデジタル化することで持ち運びが楽になり、いつでもどこでも学習ができる環境が整います。
さらにiPadならではの多彩なアプリケーションを利用することで勉強の効率を上げたり
近年ではSNSも盛んになり、TikTokやインスタグラムなどの動画編集や画像編集などもiPadを活用することにより高校生のうちから創造力を引き出すことができます。
使い方次第では将来の可能性はかなり広がるので、持っていて損ということは絶対に無いでしょう。
高校生向けiPadを選ぶポイント
iPadは決して安い買い物ではありません。
オーバースペックな高い物を買ってしまって損をしたくありませんよね?
ですので、それぞれの用途に合った買い物ができるようにiPadを選ぶ際の重要なポイントを紹介します。
サイズ
iPadのサイズ選びは重要です。
もし学校でも使う用途があれば大きすぎると持ち運びが不便になります。
しかし小さすぎると画面が見にくくなる懸念もあります。
現在発売されているiPadの種類は4種類あります。
iPadの種類
- iPad Pro
- iPad Air
- iPad
- iPad Mini
参考までに最新モデルの画面サイズと重さは以下の通りです。
画面サイズ | 重さ(Wi-Fiモデル) | |
13インチiPad Pro | 13インチ | 579g |
11インチiPad Pro | 11インチ | 444g |
iPad(第10世代) | 10.9インチ | 477g |
13インチ iPad Air | 13インチ | 617g |
11インチ iPad Air | 11インチ | 462g |
iPad Mini | 8.3インチ | 293g |
画面サイズが大きいほど重さも増していきます。
ちなみに一番大きいサイズの13インチは
A4用紙ほどの大きさで重さは500mlの水のペットボトルより少し重たいイメージです。
単体で見ればそこまでとは思いませんが、持ち運ぶ際には他の荷物もあるので
持ち運ぶ回数が多ければそれなりの負担にはなっていきます。
家だけで使う場合は特に気にする必要もないと思うので。
ご自身の用途に合ったサイズを選びましょう。
容量
容量には2種類あります。
容量について
- メモリ容量
- ストレージ容量
メモリは動作に影響します。
スマホやゲームなどでカクついた経験はありませんか?
それはメモリの容量が足りなくて動作に追いつけていないからです。
もしiPadで動画編集や画像編集などする場合はメモリに余裕を持っておくほうがいいいでしょう。
容量は機種によって決まっているので注意しましょう
ストレージはデータを保存する容量です。
勉強目的やネット閲覧だけの目的なら64GBモデルでも十分でしょう。
ですが、いろんなアプリや写真や音楽のダウンロードの予定がある人はそれ以上をお勧めします。
メモリ同様iPadは容量を増やせませんので注意が必要です。
どうしてもという方はiCloudを活用することで、容量を節約することも可能です。
通信モデル
Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルのどちらを選ぶかは使用環境によります。
Wi-Fi + Cellularモデルは通信会社と契約することによりwi-fiがなくても使えますが、
Wi-Fiモデルより少し高くなります。
外出先でもインターネットを使いたい場合は、Wi-Fi + Cellularモデルが便利です。
しかし、基本的に学校や自宅で使い、かつWi-Fi環境があるのであればWi-Fiモデルで十分でしょう。
Apple Pencil
Apple Pencilは、手書きメモやイラストを描く際に非常に便利です。
勉学のためにデジタルノートを活用する高校生にはおすすめです。
Apple Pencilは精度が高く、絵を描く美術系の高校生にも非常に便利なアイテムとなっています。
iPadには勉学や絵を描くためのアプリも多いため、持っていて損するということはないでしょう。
現在発売されているApple Pencilは以下の3種類です。
種類
- Apple Pencil(第1世代)
- Apple Pencil(USB-C)
- Apple Pencil(第2世代)
- Apple Pencil Pro
Apple Pencil Proと第2世代はとても高性能なので絵を描いたりするクリエイティブな作業をするならProか第2世代をお勧めします。
しかしそれぞれ非対応のモデルもあるので対応してるiPadか確認する必要があります。
高校生向けおすすめのiPadモデル
ポイントが分かったところで用途に応じた高校生向きのおすすめのiPadを紹介していきます。
特徴を理解しぜひ自分に合ったiPadを選んでください。
クリエイティブ向け
iPad Pro 11インチ (第4世代)またはiPad Pro 12.9インチ (第6世代)
クリエイティブな活動を楽しみたい高校生にはiPad Proシリーズがおすすめです。
特にイラストや動画編集、音楽制作などを行う場合にも
強力なM2プロセッサと高解像度のLiquid Retina XDRディスプレイが大きな助けになります。
強力なメモリのおかげで、作業の際にカクついたりなどのストレスがなくなります。
特徴
- M2プロセッサ搭載で高い処理能力
- Apple Pencil (第2世代)に対応し、精密な描画が可能
- 128GBから最大2TBまでのストレージオプション
- 11インチまたは12.9インチの大画面
普段使い向け
iPad (第9世代)
まだiPadの使い方が決まっていない方や、幅広い用途に使いたい高校生にはiPad (第9世代)がおすすめです。
価格も手頃で初めてのiPadとしても最適です。
最新の第10世代より少し性能は劣りますが、普段使いであれば何の不安もないモデルです。
ただし第2世代のApple Pencilには非対応なので
Apple Pencilを頻繁に使う際には第10世代のiPadを検討する必要があります。
特徴
- A13 Bionicプロセッサで安定したパフォーマンス
- 10.2インチのRetinaディスプレイ
- 64GBまたは256GBのストレージオプション
- 価格が手頃でコストパフォーマンスが高い
ゲーム使い向け
iPad Air (第5世代)
ゲームを楽しむ高校生にはiPad Air (第5世代)がぴったりです。
M1プロセッサ搭載で、最新のグラフィックを駆使したゲームもスムーズにプレイできます。
軽量で持ち運びやすいのもポイントです。
また高性能のメモリ搭載で第2世代のApple Pencilにも対応しているので
「いまいち用途は決まっていないけどクリエイティブな事もやってみたい」という方にもおすすめです。
特徴
- M1プロセッサで高性能なゲームプレイが可能
- 10.9インチのLiquid Retinaディスプレイ
- 軽量で持ち運びやすい(461g)
- 64GBまたは256GBのストレージオプション
高校生向けiPadアクセサリーのおすすめ
iPadを購入の際に一緒に買うと便利なアクセサリーを紹介します。
iPadの性能をより引き出すことができます。
Apple Pencil
前述の通り、Apple Pencilは手書きメモやイラストに最適です。
iPadと一緒に購入することで、学習の幅が広がります。
購入の際にはちゃんと対応しているかしっかりチェックしましょう。
キーボード
長文のレポートやエッセイを書く際には、キーボードがあると非常に便利です。
特にSmart KeyboardやMagic Keyboardは、軽量で持ち運びやすくiPadと一体化するデザインが魅力です。
多様なアプリと併用すればパソコンいらずなんてことにもできちゃいますね。
保護ケース
iPadを長く使うためには保護ケースが必須です。
衝撃吸収タイプのケースや、スタンド機能付きのケースを選ぶと良いでしょう。
iPadは「すごく頑丈」というわけではないので、万一に備えて購入することをお勧めします。
高校生がiPadを購入する際の割引
学生がiPadを購入する際には学割を利用することもできます。
他にもアップル認定整備済み製品などで安値で欲しいモデルが売られている事もあります。
お得に買う手段はいくつか存在します。
ネット視聴だけなどの利用方法でしたら、新品にこだわらず中古iPadを選ぶことも考慮してみてもいいでしょう。
高校生向けiPadおすすめまとめ
高校生にとってiPadは学習効率を高め、創造力を引き出す強力なツールです。
サイズや容量、通信モデル、Apple Pencilなどのポイントを押さえて自分に合ったモデルを選びましょう。
最適なiPadを見つければ、きっと充実した高校生活を送れることでしょう!